'100927 【書評・感想】知の編集術/松岡正剛

先月の一人気まま旅の途中で、今 最も熱いたこ焼き屋 と言えるたこ阪の店主@otakohanさんよりお借りした本、

知の編集術-発想・思考を生み出す技法/松岡正剛

の内容を、ようやく、なんとなく掴めた。(私には少し難しく感じる本でして、その内容を掴むのに何度か読まなければならず、こんなに日が経ってしまった。)


この本は、 「情報」 を 「われわれにとって必要な情報」=「知」 にするための 「編集」 をさまざまな場面や局面に活かしてみようという 「編集術」 について書かれた入門書と位置づけられている。(入門書なのに私には難しかった。)

難しかったので今回は、もはや このブログのメインとなっている春秋要約と関連付けて読んでみた


まず「要約」というのはこの「編集」の一部であり、「要約」を掴むためには「編集」の概要について知っておいた方が良いと思い、そこについて学習。
編集を学ぶにあたって三つの入り口があるのだが、その一つが「文化」と「文脈」を大切にすること。
文化とは「習慣化された情報文化」であり、文脈とは「会話や出来事や状況に流れている情報的な脈路すべて」。
つまり春秋要約を行う際なら、どのような習慣化された文化を持っている人が書き(読み)、その文章だけでなく現在の社会に流れている情報的な脈路まで何なのかを掴み、それを生かさなければならない。という事だ。
(他二つについても書きたいのですが、ここでは伏せておきますw)

そして「要約」だが、氏は
「要約とは、何らかの必要な情報を絞り込みながら、その情報がもっている特長をできるだけ簡潔に浮き立たせることである。そのために切り捨てる情報と選び取る情報とがはっきりしてこなければならない。」
と言っている。この部分は春秋要約と被っている。
これは最近 要約をやっていて思うことなのだが、今の私の要約に足りないのは「必要な修飾語」ではないだろうか。(他にもいろいろあるとは思うが・・・たとえば主張を読みきれていないとか。。。)

最後に、この稽古方法についても書かれているので、春秋要約時に併用して使えそうなものを幾つか挙げてみる。
キーワード選びの方法
・・・どんどん読み進めながら、自分でこれはキーワードだなと思う言葉を囲んでいく。で、また読み返す。するとキーワードだけでなく、前後の言葉や章句も目に入ってくる。
記号を使って図式化
・・・記号上手はノート上手と言っているが、その前に書かれている「良い図解例の見分け方」が気になった。その見分け方とは、矢印のはっきりしている図解を選ぶという事だ。そしてその矢印の意味が書かれていれば、尚良い。これを選ぶ時に使うんじゃなくて、逆に利用すればいいと思う。

春秋要約と関連付けると、大まかにはこのような感じだが、他にもこの本には、
・編集がどのような場面で生まれ、使われているのか。
・具体的な編集技法。
・要約とは反対に連想する方法。
・これからの編集はどうあるべきか。
等の事が書かれており、私のバイブルとなりそうである。

何度も読んでいけば、何度でも新たな発見ができそうな本であり、今度は実際に購入し、キーワードに丸を付けながら読み進んでいきたい。




購入を検討されたい方はコチラからamazon行けますっ。
知の編集術 (講談社現代新書)
by zums-groove | 2010-09-27 02:30 | 書評・感想